Clover5120は一度リリースされ、不具合でプレリリースとなりました。
先日まで、Catalinaも動きませんでしたが、この度Catalina,Big Sur共々動くようになりましたので、動かし方のメモです。
Catalina上で以下を実施します。
Clover 5120 pre-releaseのzipファイルをダウンロードします。(実施時点2020年7月20日13:00程)
Zipファイルを、自分のホームに置いて(以下~/といいます)ダブルクリックで展開・・・CloverBootloader-masterのフォルダができますので、念の為、CloverBootloader-master<年月日時刻>とリネームしておきます(ビルド時点を記録するため。例えば2007201233とかです。)
ターミナルを起動。
cd CloverBootloader-master<年月日時刻>
% cd CloverBootloader-master<年月日時刻>
% ./buildme
やることの選択画面が出るので、
7(=bulidall)を選択します
できたものは、
~/CloverBootloader-5120/CloverPackage/sym
に置かれます。
~/CloverBootloader-5120/CloverPackage/sym/CloverCD/EFI/CLOVER
に新しいconfig.plistが置かれているので、右クリック、このアプリケーションで開く→Clover.appで開く。
Clover 5119のconfig.plistも同様に開く
5119に足りない以下の項目をコピーペーストする。
BootGraphics
Cpu
Quirks
Clover Configurator を5.15.0.0にアップデートする。(5120のconfig plistが使えます)
あたらしい、Quirksを以下のように設定します。
Quirks
AvoidRuntimeDefrag:NO
DevirtualiseMmio:YES
DisableSingleUser:NO
DisableVariableWrite:NO
DiscardHibernateMap:NO
EnableSafeModeSlide:YES
EnableWriteUnprotector:YES
ForceExitBootServices:NO
MmioWhitelist Arrayが0になっている
ProtectMemoryRegions:NO
ProtectSecureBoot:NO
ProtectUefiServices:NO
ProvideConsoleGopEnable:YES
ProvideCustomSlide:YES
ProvideMaxSlide:0
RebuildAppleMemoryMap:YES
SetupVirtualMap:YES
SignalAppleOS:NO
SyncRuntimePermissions:YES
Goldfish64さんにより整備されたこちらのサイト
(2020年7月20日14:08時点)
で最新ビルドのKextを手に入れる。(執筆時点でほとんどが7月20日ビルドです。)
Clover5119のフォルダ構造であたらしいKextに交換します。
用意が整ったら、Cloverのパッケージを動かします。
まずSIPがONの場合、SIPをOFFにして再起動します。
% ~/CloverBootloader-5120/CloverPackage/sym/Clover_r.pkg
と起動。
メモリドライバを今のではなく、QcQuirksにセットします。
いつも通り、インストールが終わればOKです。
補:いったんClonezillaでディスクごとバックアップして、Installerのテストをしたのですが、失敗したので、Clonezillaで書き戻したところ、Big Surはうまく立ち上がらなくなりました。Clonezillaはかなり万能なのです(ddモードがあるので未知のファイルシステムでも扱える)が、qemu convertでvmdkにするがよいようです。
補:QcQuirksはいかが良いと言われましたので今後この通りにしてみます。
Quirks
AvoidRuntimeDefrag:YES
DevirtualiseMmio:NO
DisableSingleUser:NO
DisableVariableWrite:NO
DiscardHibernateMap:NO
EnableSafeModeSlide:YES
EnableWriteUnprotector:YES
ForceExitBootServices:YES
MmioWhitelist Arrayが0になっている
ProtectMemoryRegions:NO
ProtectSecureBoot:NO
ProtectUefiServices:NO
ProvideConsoleGopEnable:YES
ProvideCustomSlide:YES
ProvideMaxSlide:0
RebuildAppleMemoryMap:YES
SetupVirtualMap:YES
SignalAppleOS:NO
SyncRuntimePermissions:YES
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