現状のCloverの設定の方法(古いPCがOpenCoreで動かないときに)

Hackintosh

OpenCoreにはDortaniaがあります。
 Cloverは古いせいか、まとめを示している部分がありません。
そのため、
 今回は、Clover設定で(例えばMaLd0nさんのEFIで動かないなど)困ったときに最初から設定する方法をいくつか紹介します。

 1.従来のClover+Dortaniaという考えかた
 私はまずここから考えます。なぜならClover設定からー>OpenCore設定へIntegrate(統合したためです)
 従来のCloverで有名なのは、
CorpNewtさんのHackintosh Vanilla Desktop Guideです。
 Coffeelakeまでですが、Clover部分はこの設定が一応の標準と言っていいと思います。(その後、OpenCoreと比較して、ACPI-Patchについてはより削減気味になります)
 そして、以下のDortaniaを元に、amlとBootとKernelのQuirkを入れます。
Dortania’s OpenCore Install Guide
ただし、このガイドも0.7.8までなので、無い項目については、最新のリリースから、Sample.plistのフェールセーフ値を持ってきましょう。

2.新しくできた、elitemacx86.comのガイド
Ingrated OpenCore後に、書かれたものです。
Creating a Basic Config.plist file for booting macOS on Intel Desktops (Clover)
Cometlakeまで載っています。上でうまくいかない場合参考になるでしょう。

3.OpenCoreからCloverへもってくる
 これがやりずらいのは、Cloverの従来のチェックボックスのフェールセーフ値が簡単に決められないためです。(逆にCloverが高機能なせいでもあります)
Dortania’s OpenCore Install Guide
から、パッチやデバイスなど持ってこれるところは持ってきます。
カーネルパッチの対照表は以下の通りです。


少ないですが、チェックの対象は以下です。

OpenCore             Clover
----------
AppleCpuPmCfgLock    AppleIntelCPUPM
AppleXcpmCfgLock     KernelPm
DisableRtcChecksum   AppleRTC
LapicKernelPanic     KernelLapic
----------

 もっといえば、
Converting from Clover to OpenCore
の逆さ読みをすればいいのですが、あまりにも非効率なので、お勧めできません。
とくにBigSur以前のCPUについては、OpenCoreはあまりお勧めできません。OpenCoreはいらないチェックボックス部分をそぎ落としましたが、これはそのチェックボックスを入れれば動くだろうPCのパッチ等の手間を増やしているのです。悲しいですが、動くPCを切り落としていると感じます。
 そのため、OpenCoreにない、チェックボックスは、CorpNewtさんからもらってきた方がいいと思います。

4.くわしい、チェックボックスの意味について(問題点の詰め)
 5T33Z0/Clover-Crate
に細かい説明が書いてあります。
もう少し優しい概論です。

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