Hackintoshをするものすべてがファンではない。アップルの罪と、そこから抜けるために
コアなアップルファン、なぜグレーな“ハッキントッシュ”自作に手を染めるのか
や
コアなアップルファン、なぜグレーな“ハッキントッシュ”自作に手を染めるのか
などといった。ファンダムだけが、動いているように思われている。
しかし、実際はどうだろうか？
プログラマーは開発にMacをつかうのは、BSD系で、Xcodeがすべて無料だということで、IDE（統合開発環境）が楽に作れるからだ。
ファンだからではない。
かっこいいから買う。もちろん悪くはないし、おおいに、ブランディングもいいとおもう。しかし、ではなぜ、スコット・ギャロウェイは以下のようなことを言っていたのだろうか？
Amazon、Apple、Facebook、Googleが、いかに私たちの感情を操っているか 考えてみようではないか。
美にちかづき買ったら最後、お布施が溜まり、格差は広がり、働くことはもうかれらを富裕層にとどめる方策になった。
少し単純化しすぎだが、こういっても間違えとまで言えないでだろうと思う。
かっこいいし、機能が新しいから、自作パソコン（原価率がまるで違う下手をすれば中古相場ですら10倍違う）ではなくで、アップル製品を買う。
余剰分でどうするか、税金対策顧問の弁護士料、ジーニアスバーでブランドを磨くなどあるだろうが、一番なのは、開発を只にすることだ。
こうするとどうなるのか、企業を起こしたいイノベーティブな案を持った人たちがこれを使って、動くものがで来るのである。そうすると、一般資本家がお金を出してスタートアップする。会社が起こるが、当然、ソフト開発に大きな雇用は生まれなくて、どんどん雇わない方向へすすむ。
そうして、もうすぐそのイノベーションがうまくいくところで、アップルは会社ごと買ってしまうのだ。（もしそうしない場合、AppStoreに置くか代わりに３０％というひどいパーセンテージの売り上げを取る）
買われた場合、社長以下はアップルという大会社に入れるのだから喜ぶし、買った場合最初の資本家は利ザヤがもらえる。万々歳だ。
そして、アップルはこういう「私たちが技術のすべてをこの製品に結集しました」。嘘ではない、会社ごと買ったのだから！
そうして、それを見た客は思う、「アップルは革新的なことを、またやってくれた。そして美しい。高くても買おう」。
そうして、10万以上もする、指紋認証もできない、スマートフォンを買う。
問題は、顧客を暗にだましていることと、原価相当を超える（中国で作っているのにあの中国人を過労死させたのだ！）額で、立ち回りあくまで顧客からお金を取って、働かせていることだ。
かっこいいのが悪いとは言わない。使いやすいのも悪くない。でも相応の税金は払わない、今言ったような土台（プラットフォーム）を作って、儲けた挙句、雇用を生まず、資産を増やすのみ。自分以外からは搾り取っていることになる。ギャロウェイが言いたかったのはこの辺のはずだ！
いまのHackintosherはバカではない、Macがないとできないと思われるが、なくても作れる。XCodeをただで手に入れ、MITライセンスくらいのフリーさで、開発できる。Git-Hubで環境があれば、みんなのフリーソフトの期待に乗れるのだ。
Ｌｉｎｕｘでも同じ環境はつくれる。でも、Hackintoshのほうが環境を作るのが楽なのだ。なぜって、お客のお金がそこにかかっていて、アップルを儲けさせる方法が入っているからだ。
はっきり言おう、ハッキントッシュをして、お客から金を絞り出す、アップルからmacOSという土台を搾り取っているのだ！
彼らが税金を節税するのは、違反ではない、弁護士が守るから。でも、こっちは、ネットコミュニティをつかって、EULA違反だろうが、犯して見せる。ただ、民事違反だからアップルは訴訟しない、そんなことしたら名声に傷がつくからだ・・・
さあ、Intelから抜けたアップルだが、今度はどうなるだろうか？数年はこのままだろう。
われわれは９９％だ！そういってアメリカ国民がデモをして、トランプがハチャメチャをした。
この、過労死という言葉を世界に知らしめた国ですら、新しい資本主義と言ってすらいる。タックスヘブンをなくすという。
でも、監視資本主義はある。日本ではソサイエティ5.0がやってくる。すべてを任せて、行動予測と（サブリミナルな）行動誘導・・・これが、広告料でランク付けされる。経産省もレターも何も言わない、ただの捨てる情報を集めればそれができる。
それを言ったら、ある友達は言った、昔からそうだろってね。そうだ、かのマルクスガブリエルが言った「ソフトな独裁国家」の裏側は、探り合いと利用しあいなのかもしれない。それが市場に乗っただけかもしれない。