見てきた漫画アニメ関係まとめ

終戦から~
貸本時代:「墓場鬼太郎」ー>人類が滅ぼした幽霊族への哀れみ(水木の体験としての戦争とヒューマニズム)
          ー>のちに「ゲゲゲの鬼太郎」が人間を助ける(現在までシリーズは続く)

ガロ:白戸三平:カムイ伝、カムイ外伝(リアルから劇画系の萌芽か?)
  :つげ義春、つげ忠雄・・・(奇想~芸術かの話?)
60年には魔法少女系の萌芽:赤塚不二夫『ひみつのアッコちゃん』
1967年8月:「ルパン三世颯爽登場」マンガ(ダークなイメージのエロティック・クライム・サスペンス)

70年:マガジン、サンデー、チャンピオン時代:スポコン物へ
1971年ルパン三世、テレビアニメ化
1972~マンガ大会ー>コミケの時代へ
70末:アングラとしてのエロへ・・1979年、吾妻ひでおが参加したロリコン同人誌の始祖と言われる『シベール』(一部は『ワンダーAZUMA HIDEOランド』に収録されている)をきっかけに、ロリータ系同人誌が続出した。

80年:週刊少年漫画雑誌の熾烈な売上競争
 『ブラック・ジャック』が連載終了。『タッチ』、『Dr.スランプ』がテレビアニメ化により大ヒットを記録。
 高橋留美子らのラブコメディ(ラブコメ)漫画が隆盛
 「スポ根もの」は下火となった。
 1984年には漫画雑誌の総発行部数が10億部、単行本の販売金額が1000億円の大台を突破した。特に人気作に恵まれた『週刊少年ジャンプ』では同年、『キャプテン翼』『キン肉マン』『北斗の拳』『ドラゴンボール』が同時に連載。年末最終号は400万部を超えた。
ーアフタヌーン実験期(私の世代)―
1986年『月刊アフタヌーン』創刊。毎月25日発売。
1988年 – 『ああっ女神さまっ』連載開始(11月号 – 2014年6月号)。
   工学と北欧神話の融合と、日常系
1989年 – 『寄生獣』連載開始(1990年1月号 – 1995年2月号)。
   世界系、SF
   2014:実写化・・・人口過多への言及へ(『マトリックス』=人間はウイルスとおんなじだ発言?(1999年))
【1982年「ブレードランナー」公開・・・ハードなユートピアと人造人間のテーマ】

90年
ーアフタヌーンー
1994年 『ヨコハマ買い出し紀行』世界系、ソフト(ほのぼのな)日常系、ディストピアと人造人間(作中ではロボットの人)(「ブレードランナー」のアンチ)また読み解きは相手に任せるという試み(読み解き:2003年3月~「よつばと!」(過去がない)へ影響か?)
 ~ 2020.03.9  ケン・リュウ SF小説「もののあはれ」への影響。
 ー>「人類は衰退しました」このライトノベルがすごい!2007年17位、SFが読みたい!ベストSF2007 国内編15位、第46回星雲賞ノミネート、第1回大学読書人大賞受賞。2012年7月から9月までテレビアニメが放送:日常・世界系、ソフトなディストピア
 ー>ARIA(火星へ移住する世界でベネチアを再現)、ソフトなユートピア、日常系

※セーラームーン:1992年2月号から、当時戦闘美少女ものは存在したが「女性だけの戦隊チーム」は少女向けのオリジナル作品としては初の試み

※魔法少女系の有名な転換点は「魔法少女まどか☆マギカ」2011年1月~ダークファンタジーとしての世界系の構成へ(コアダークファンファジーは実験としては過去にもあったと思う)
補完)プリキュアシリーズ2004年(2人)から、(y=4.47xー12.34)2021年6月20日の段階では「69人のプリキュアがいる」

 
※日常・空気系と「かわいいは正義」
 日常系の始まりは、サザエさんか?
 2011年に『あずまんが大王』『苺ましまろ』『ひだまりスケッチ』『みなみけ』『らき☆すた』『Aチャンネル』『ゆるゆり』『けいおん!』が確認される。
 「かわいいは正義」は『苺ましまろ』のキャッチフレーズ。

2020:子供と「鬼滅の刃」を見にいく、古典的少年漫画モデルの復活か?

※萌え、kawaiiの定義と相違:現在も議論中