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マインクラフトサーバの話3(UBUNTU Linuxの基礎部分を作ろう)

3.UBUNTU Linuxの基本部分を作ろう

3-1.ハードウェアのレストア

中古のノートパソコンは、レストアしましょう。HDDをSSDに交換する方法や、RAMを増設する方法で、裏ブタを開けることは多くの場合Youtubeに乗っています。

古ければほこりが詰まってます。熱効率をよくするために、ヒートシンクの掃除と熱伝導グリスなどは塗り替えておきましょう。

確認はBIOSで認識されているかで分かります。BIOSについては3社がメインです。それ以外覚える必要はありませんので、ぜひ覚えましょう。

3-2.UBUNTUのインストール

ここでは詳しく書きません。グーグル先生に聞いてください。もしくは以下のYOUTUBEに任せます。

UBUNTUはLTSバージョンを入れましょう。注意点としては、無駄な行為はしないことです。たとえば、

例:ドライバを入れる・・・動かないものがLanなど、基本機能なら入れましょう。しかし、絶対にディスプレイドライバなど入れたいといった意味の無いことはしないでください。プロプライエタリドライバ(GPUの会社が出してくる、オープンでないドライバ)をいれてアクセラレートさせたいとか、絶対に思わないでください。サーバがアクセラレートする意味はありません。(AI開発でCUDAを使うなら別です)もしNvidiaのGPUでのRDP(リモートデスクトップ)問題があるなら、デスクトップ(Windowを表示する機構)をWaylandから、X11にしましょう。
ググれば出ますが、メモとして書いておきます。

$ sudo nano /etc/gdm3/custom.conf
-----上のコマンドでnanoというテキストエディタ(ファイル内の文字を直すアプリ)で以下のことを直します。
#WaylandEnable=false
-----という行の#をなくしてfalseを有効にします。
Ctrl-Oで書き込み、Ctrl-Xで終了です。
再起動すれば、Waylandではなくなっています。

PCになれていないと思うので、ちょっとくどく言います。サーバとはなにか?考えましょう
1.必要以上のプラグラムが動くことは意味がない
2.必要以上のWindow画面もWindowの飾り的な効果もいらない
3.サービスが一番大事、そのためにすべてはその管理に関ることをするので使うのであって装飾する意味はない
4.継続した同じサービスをするのが基本。週1ぐらいでフルバックアップは当たり前です。(例えばClonezillaでググりましょう)
5.4の時に以下のようにアップデートも当たり前です。

----この前にUpdateのアイコンを押してUpadateをすましましょう。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
※ここで保留が残った場合
$ sudo apt install <保留で残ったものをコピペします>

3-3.サーバに必須の設定

リモートデスクトップ(RDP)できない項目は外し、すべてをリモートできるように調整します。

(1)PCを閉じていてもサスペンド等をしなくする

コマンド

$ sudo nano /etc/systemd/logind.conf

すること:
HandleLidSwitch=ignore
にする。書き込み後、終了のこと。

(2)自動ログイン

設定ー>ユーザーー>ロック解除ー>自動ログイン

(3)画面ロック、画面OFFをできなくする

設定ー>プライバシーー>画面ー>自動画面ロック(OFF):サスペンド時スクリーンロック(OFF):ブランクスクリーンの遅延(しない)

(4)リモートデスクトップの設定

設定ー>共有ー>リモートデスクトップー>項目設定する。(ログインID,パスワード)

(5)キーリングの解除

画面の上部の左端にある「アクティビティボタン」をクリックすると、検索バーが表示されるので、【keyring】と入力し検索。「パスワードと鍵」アイコンが表示されるので、これをクリック。

RDPにかかわるキーリングを選択して、パスワードを何も打たないでエンターを押す。キーリングは解除されてパスワードの自動変更が行われなくなる。

(6)画面OFFできないためスクリーンセーバーを一応入れておく

コマンド:

$ sudo apt install xscreensaver xscreensaver-data-extra xscreensaver-gl-extra

画面の上部の左端にある「アクティビティボタン」をクリックすると、検索バーが表示されるので、【自動起動】と入力し検索。「自動起動するアプリーションの設定」アイコンが表示されるので、これをクリック。

自動起動項目に、以下のコマンドを足しこみましょう。

xscreensaver -nosplash

(7)IP固定

コマンド:

$ ip a

いまのIP固定は、ルータでのDHCPのIPリースを固定するのが主流なので、上の結果からMACアドレスをルータ側で固定するIPに設定する。その分貸し出しに使うIPは縮小すること(上に上げるのが普通だと思う)

間違っても、IP固定=DHCPを使わないで/etc/netplanにIPを打ち込まないこと!!もしそうするなら、ルータのDHCPを結局縮小するので意味がないし、機器変更した場合にまたnetplanを設定後にテストをしないといけないので2度手間です。

(8)RDPを試す

IP,ID,Passwordが決まれば、外からリモートデスクトップできるはずです。ファイヤウォールは内部Lanなので任意でもいいと思います。

概要の動画:

 

 

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著作者:pikisuperstar/出典:Freepik