#author("2018-05-23T22:41:11+09:00","default:regex","regex")
*HDDが壊れ、つなぎ方が移行期でいろいろになってる [#ecc7307c]
 いぜん、データ用HDDは裸族の頭SATAx2 (CRASSU2) で、1つのアダプタに2つHDDがついて便利で、Hard Disk Sentinel Linux Edition (FREE)が対応していて、smartctlコマンドの-d usbjmicron,[0|1]オプションを使わないで済むので、うまくいきましたー。~
 ・・・という、ページを書きましたが、あれから、HDDのSMARTが不調でUSB3.0への移行を兼ねて、HDDの容量アップとUSB3.0-HDDケースへの移行を行いました。もう、Hard Disk Sentinel Linux Edition (FREE)が対応しておらず、いっぺんにHDDのSMARTを出すことはできなくなりました。~
*smartctlコマンドでちまちま出すが・・・ [#fa472cb3]
 smartctlコマンドでちまちま出すしかなくなったのですが、問題は~
 ''-d usbjmicron,[0|1]オプション''~
 このオプション、デバイスをUUIDで指定していても、チップに繋がっている2つのポートを指定してしまうのです。つまり、HDD2つでUUIDも2つなのですが、オプションの0,1だけでしかどちらかを選択できないのです。そのため、2つ刺してしまうと、どっちのUUIDのHDDなのか、わからなくなります。~
*地道なDevice ModelとSerial Numberの調査 [#y67f507b]
 いったんすべてのデータHDDのfstabをコメントアウトして、一本ずつHDDをアダプタにつけて、USBで刺し、出てくるUUIDのファイラ、とfstabのマウント先をメモ、smartcrlコマンドをかけます。HDDがアダプタに一本なので-d usbjmicron,[0|1]コマンドはどちらでも同じ値なので、ここで、Device ModelとSerial Numberをメモります。~
 地道ですね。^^;~
*組みなおして適切にデバイスとUUIDに対応するオプションの値を探す。 [#mc42a844]
 いっぺん組みなおして、fstabもデータHDDを全部マウントします。~
 どのUUIDがどのマウントポイントに繋がっているかはメモりましたから、smartctlコマンドをUUIDで-d usbjmicron,[0|1]オプションを試しながら、動かします。~
 UUID,マウントポイント、Device Model、Serial Numberがあうusbjmicronオプションを探して(0か1かですが)合うものをメモります。これまた地道^^;~
*ぜんぶメモがそろったところで、smartctlですべてのHDDのSMARTをだす [#c3931489]
 例えば
 UUID=6c0091ad-98c2-4d5b-993a-424596685e06  /filetank/wd10eads-1
 Device Model:     WDC WD10EADS-00L5B1
 Serial Number:    WD-WCAU45793742
 (-d usbjmicron,1)
とこれが全部そろったところで、smartctlで1本1本のHDDのSMART値をだし、テキストとしてつなげていくスクリプト(allcheck)をくみ上げました。いやーじみじみ地道ですが、一度作ってしまえば、楽です。最終的にreport.txtファイルの全部の情報をまとめ上げました。
*report.txtで全部わかる [#p1838856]
 全部わかるので、例えば
 sudo ./allcheck
 cat report.txt | grep Pending
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       1
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0032   200   200   000    Old_age   Always       -       0
 197 Current_Pending_Sector  0x0012   200   200   000    Old_age   Always       -       0
とペンディングセクタも一覧できます。(1つ値が1ですが問題ないでしょう^^;)~


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