- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
#author("2018-05-23T22:41:11+09:00","default:regex","regex")
#freeze
#author("2018-05-26T21:35:32+09:00","default:regex","regex")
*HDDが壊れ、つなぎ方が移行期でいろいろになってる [#ecc7307c]
いぜん、データ用HDDは裸族の頭SATAx2 (CRASSU2) で、1つのアダプタに2つHDDがついて便利で、Hard Disk Sentinel Linux Edition (FREE)が対応していて、smartctlコマンドの-d usbjmicron,[0|1]オプションを使わないで済むので、うまくいきましたー。~
・・・という、ページを書きましたが、あれから、HDDのSMARTが不調でUSB3.0への移行を兼ねて、HDDの容量アップとUSB3.0-HDDケースへの移行を行いました。もう、Hard Disk Sentinel Linux Edition (FREE)が対応しておらず、いっぺんにHDDのSMARTを出すことはできなくなりました。~
*smartctlコマンドでちまちま出すが・・・ [#fa472cb3]
smartctlコマンドでちまちま出すしかなくなったのですが、問題は~
''-d usbjmicron,[0|1]オプション''~
このオプション、デバイスをUUIDで指定していても、チップに繋がっている2つのポートを指定してしまうのです。つまり、HDD2つでUUIDも2つなのですが、オプションの0,1だけでしかどちらかを選択できないのです。そのため、2つ刺してしまうと、どっちのUUIDのHDDなのか、わからなくなります。~
*地道なDevice ModelとSerial Numberの調査 [#y67f507b]
いったんすべてのデータHDDのfstabをコメントアウトして、一本ずつHDDをアダプタにつけて、USBで刺し、出てくるUUIDのファイラ、とfstabのマウント先をメモ、smartcrlコマンドをかけます。HDDがアダプタに一本なので-d usbjmicron,[0|1]コマンドはどちらでも同じ値なので、ここで、Device ModelとSerial Numberをメモります。~
地道ですね。^^;~
*組みなおして適切にデバイスとUUIDに対応するオプションの値を探す。 [#mc42a844]
いっぺん組みなおして、fstabもデータHDDを全部マウントします。~
どのUUIDがどのマウントポイントに繋がっているかはメモりましたから、smartctlコマンドをUUIDで-d usbjmicron,[0|1]オプションを試しながら、動かします。~
UUID,マウントポイント、Device Model、Serial Numberがあうusbjmicronオプションを探して(0か1かですが)合うものをメモります。これまた地道^^;~
*ぜんぶメモがそろったところで、smartctlですべてのHDDのSMARTをだす [#c3931489]
例えば
UUID=6c0091ad-98c2-4d5b-993a-424596685e06 /filetank/wd10eads-1
Device Model: WDC WD10EADS-00L5B1
Serial Number: WD-WCAU45793742
(-d usbjmicron,1)
とこれが全部そろったところで、smartctlで1本1本のHDDのSMART値をだし、テキストとしてつなげていくスクリプト(allcheck)をくみ上げました。いやーじみじみ地道ですが、一度作ってしまえば、楽です。最終的にreport.txtファイルの全部の情報をまとめ上げました。
*report.txtで全部わかる [#p1838856]
全部わかるので、例えば
sudo ./allcheck
cat report.txt | grep Pending
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 1
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
197 Current_Pending_Sector 0x0012 200 200 000 Old_age Always - 0
とペンディングセクタも一覧できます。(1つ値が1ですが問題ないでしょう^^;)~
*備忘としてファイルを置いておきます。 [#e271b98b]
[[triviasmart:http://mifmif.ddo.jp/pcpc/triviasmart.tar.gz]]~