EUC→UTF後のページの不具合

 PukiWiki1.4.6EUCから、Pukiwiki advance 2.0.0stableへ、NPC2-140919の通り移行したのですが、移行した古いページについては、凍結解除・更新・凍結で~500内部エラーが出る状態となっていました。実際には、凍結等は行われるので、問題はありませんでしたが。
 しかし、気持ちが悪いので、一応、開発者Logue氏にBugtrackをあげ、尋ねてみました。

解決手順

  1. PHP自体の問題
     gzopen関数がPHPにはあるはずなのですが、代わりにgzopen64という関数があり、対応していない問題があるというものでした。(問題自体の提起はここを参考にしてください。)
     実際、UBUNTU14.04.1LTSでのLAMP環境では、gzopen64しか使えませんでした。(そのためにNPC2-140919でも、PHPの書き換えを行っています。)
     今回、Logue氏からLaunchpadのOndrej氏のPHP5.5の利用のアドバイスを伺いましたので、早速入れてみることにしました。
    1. 以前のPHP5系libの消去
       リストアップして、消去します。
      $ sudo service apache2 stop
      $ dpkg -l | grep php5
       でリストが出ますので、NPC2-140919で入れたのであれば、消すのは以下のようになるはずです。
      $ sudo apt-get --purge remove libapache2-mod-php5 php5-cli php5-common php5-curl php5-json php5-mysql php5-readline php5-sqlite
    2. LaunchpadのOndrei氏のPHP5.5のppaの設定
       コマンドラインでやる方法もありますが、ここはちょっと楽をして、
      $ sudo synaptic
       設定→ソフトウェアとアップデート。他のソフトウェア(タグ)。で競合しそうなPHPのppaがない事を確認します。(ありませんでした。)
       左下の追加ボタンを押し、LaunchpadのOndrej氏のPHP5.5のppaつまり、ppa:ondrej/php5を入れます。そして、右下の閉じるへ。Synapticが設定をしてくれます。
       Synapticの最初の画面に戻り、すべてアップグレードを進めます。Synapticが終わったら、ソフトウェアの更新をかけておきます。
       今度は、反対に、lib群をインストールしていきます。ちょうど、先ほどのremoveと反対なので、
      $ sudo apt-get install libapache2-mod-php5 php5-cli php5-common php5-curl php5-json php5-mysql php5-readline php5-sqlite
       です(なお、最後に自動で、apache2が起動しました。)。
  2. Renderが古かった問題
     Render.phpが古いとのアドバイスがあり、GitHubのマスター(最新)からダウンロードし、上書きしました。
     GitHubのマスターから、右のDownload ZIPでダウンロードし、必要な部分
    /wiki-common/lib/PukiWiki/Render.php
     を解凍上書きします。

解決

 問題は無くなりました。
 Logue様早い対応ありがとうございました。


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Last-modified: 2018-03-13 (火) 01:22:13